17期生入団式
祝 17期生入団式
2019年5月11日
✨ 小山グランドホテルにて ✨
小山ボーイズ17期生の入団式が盛大に行われました。
17期生の皆さん、御家族の皆様、御入団 おめでとうございます。
目指せ!夢舞台!
今後のご活躍をお祈り申し上げます。
祝 17期生入団式
2019年5月11日
✨ 小山グランドホテルにて ✨
小山ボーイズ17期生の入団式が盛大に行われました。
17期生の皆さん、御家族の皆様、御入団 おめでとうございます。
目指せ!夢舞台!
今後のご活躍をお祈り申し上げます。
野球界は大きな変革に向けて、全国あちこちでその進むべき道を模索し、改革しようとするウネリの中にあると感じている。
ボーイズリーグでは、選手の体を守るために投球制限を導入し、いち早く暴力暴言による指導は禁止と定めた。また、有識者の間では指導者ライセンス等による指導力向上の議論が聞こえ、旧態依然とした野球指導の根本的見直しやチーム運営の改革という話題が出ている。そのすべては、野球少年の維持拡大である。
そんな中、ドミニカ共和国の野球が注目されている。
日本との一番の違いは指導者の心構え、指導の仕方だ。ドミニカの指導者達はメジャーリーグで成功する選手を育成することに力を注いでいる。言い方を変えると野球のピークは30歳を過ぎるくらいでと。だから決して子供たちに無理はさせない。怪我をさせてはいけないとしている。
日本で言う高校生以下の子供への指導は、打撃はインサイドアウト、強い打球を打つこと、守備は握り替えを早くすること、投手は強いボールを投げること。それしか言わない。他のことについては次のステージに行ってからで十分だそうだ。変化球?そんなの打てるようにならなくて良いし、投げられなくても良い。今大事なことはそんなことではないという。
比べれば日本では、野球選手としてのピーク設定は実に若い。指導者は子供達の未来に触れている。子供は宝物である。光るか光らないかはその宝物を預かっている指導者次第である。自分の経験則に頼った指導では不足があるのは当然だ。
我々の活動は、勝ち負けが全てではない。だが、やはり大会では勝つために努力することが大切で、その為にはある程度の部員数が必要となる。
気になるのは10年前にくらべると3割程度に激減した野球少年たちをどのように入団させるかだ。同時に如何にして、野球少年を増やすかがカギになる。
昨年まで、学童野球大会の事務局をしていたが、声の大きな情熱的な指導者のチームは、子供たちが必死にプレーしていて人数が少なく、笑顔の多い穏やかな指導者のチームは、人数が多く楽しそうで、結局人数の多いチームの方が勝ち上がっていたことを思い出す。
全日本軟式野球連盟に登録している学童チームの数は2011年度の14221に対し、13年度は13291と、2年で1000チーム近い減少。また、全国大会上位に入ったチームでも、現在休部になったチームもある。全国大会に行くことで、経費負担が増え、練習量も増え、否応もなく野球漬けの日々を送ってきたツケが休部という形になってきた。
何故、今まで通りでは駄目なのか?まずはスポーツをする子が減っている。各種目とも競技人口を増やすことに躍起になっている中、旧態依然とした方法をとってきた競技、特に野球には影響が出てきていると判断する。
5年後にはチームが激減するだろうという想像が難しくない危機的状況にあるといいたい。前号と同じく再掲するが、野球が衰退している原因として。
①子ども・保護者を一日拘束してしまう。
②勉強時間の確保が難しい。
③保護者負担が多すぎる。
④経費が係り過ぎる。
⑤未だに体罰・暴言が行われている。
⑥野球の試合時間が長い。 など。
学童野球の選手が減って、中学の部活がチームにならないから、硬式野球に流れるだろうとは考えづらい。活動時間の短縮などの改善が必要なのか。理想的育成スタイルを追求すべきかなど、まずはチーム全体で話題にし考え、運営の改善をまとめることが第一ではないか。
世の中は、複雑多岐の情報が流れ、ストレスの多い社会になっており、保護者は共働きが多く、土日を有効に使いたいという若い夫婦が多い。ならば、練習時間の効率的使用で短時間練習にするか。しかし、土曜授業が本格化すれば、過密日程になり大会も練習試合も減る。
中々ハードルが高そうな問題だが、手の打ち所が無い訳ではなさそうだ。「勝てば選手が集まる。」という感覚ではなく、如何に効率の良い育成活動をしていくか。チームの育成能力が選手勧誘に大きく影響すると考えられる。
再度、ドミニカの野球に戻るが、グランドでは大声で注意をしない。指導者は本人の気づきを待つという感覚だ。
「見守り指導」は中々難しい。つい声をかけたくなる。少ない野球理論を押し付けたくなるのが、我々の知る野球界であるが、ドミニカの育成には感銘を受けた。人間の体は少しづつ大きくなる。急いで上手くさせようとしても無理がある。
確かに、ゲームをやっている子どもに、「そこはこうやってやるんだよ!」「そこはそうじゃないだろ!」なんて、耳元で言ったら、子どもは嫌になってゲームを止めてしまう。 自分で進めるから面白いのであって、人から言われた通りにやって、しかも文句ばかりを言われ続けたら、嫌だということになる。野球の現実はとなると、グランドには大きな声が響く、野球の指導は子供たちに野球の楽しさを伝える筈だが、もしかしたら、すり替わっているかもしれない。
毎日の活動である「育成」の重要性を再認識して、連日野球漬けになるよりも、野球以外のところにも神経・目を向けさせることが、特に気持ちの成長(メンタル強化)に重要な部分と感じた次第である。今年、「会社が新卒採用時に重視する要素」として、自主性・チャレンジ精神・コミュニケーション能力をあげている。統率をとるために、この要素を奪ってまで推し進めることが育成なのだろうか?
野球は楽しいスポーツであり、チームワークを通して人の為にという人生の教科書となり得るもの、「野球は楽しい」が子供たちには大きな土台になると考える。
選手は上手くなりたい。効率良く、選手を納得させたうえで練習に取り組めるよう、我々指導者の能力向上を目途にライセンスや講習会という手法は、義務とするべきではないか。
好きな言葉がある。「我々は子供の為にやっている。大人のメンツの為ではない。」
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