2007年9月20日 (木)

祝、第一回八王子市長旗争奪大会優勝

Photo001  素晴らしいスタートを切った新チーム。鮮烈なデビューというか。不思議な感じがしますね。まだ、これといって目立ったところがないチームでしたから、そこそこ戦えるかなと思いながらの試合だった。2年生7人ですから心配でした。
少し違うと感じたことは、投手川島の体の動きが違う。以前から比べたら、スムーズなフォームで投げているではないか。と感じる程度ですから、こういうことになるとは思いませんでした。
 そんな印象で始まった一回戦、相手は町田ボーイズ 。投手は2ストライクをとると、いつでもカーブを投げてくる。三振するようなボールは来ないが手こずる選手たち。重苦しい雰囲気を飛ばしたのは、セーフティバントの連続攻撃。この大会は、新チームの面倒を見てきた小林コーチが指揮をとっている。生真面目な監督は、いたるところに気が回る几帳面さも持ち合わせて、選手からの信頼も熱い。
 その小林がチマチマと相手の嫌がるバントで攻めつけた。結果、コールド勝ち。わざわざ八王子まで出かけて、1時間の省エネゲーム。相手の守備力を見る・バントの方向などの細かいベンチからの指示を選手たちは的確にこなしての見事な初戦突破だった。
 中央道・首都高ともガラガラの帰り道、蓮田SAで豚まんを美味そうに食べている。なるほど、選手たちは慣れている。思えば、北は仙台から南は大阪まで、バスの旅を経験している。タフになる筈だ。
 二回戦は運動会とかち合い、出身中学には迷惑をかけた。クラブチームの苦しいところだが、選手たちの意気込みは並々ならぬものがあった。ここも苦戦するだろうと思いきや、初回から圧倒し、打線強力な山梨上野原ボーイズ を4回で仕留めてしまった。つづく、葛飾スラッガーズ 戦は予想通りの打撃戦となるが、3投手をつぎ込んで要所を押さえ、8対5で逃げ切り。
 決勝戦は、市川ウィナーズに序盤3点を取られ、エース川島降板も1年生齋藤の力投でその後を零封、打線も奮起して逆転さよならの勝利。一躍ヒーローのサヨナラ男の川島与輝も1年生と、チーム全体が盛り上がった勝利だった。
 捕手で主将の松枝の強肩・強打は注目を浴びた。守備で活躍は遊撃手の横倉と巧みなバント攻撃のできる富田、打力の坂本・岡島、走力の松本、そして投手川島の2年生たちには、益々努力をして目立って欲しい。全員で先輩たちに負けないチームを作ろうじゃないか。

ご報告:本大会の決勝戦の内容をスポーツ報知新聞が伝えています。⇒【 スポーツ報知(2007.9.17)掲載記事はこちら

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2007年7月17日 (火)

最大のヤマ場・勝負の時

苦しんで獲得した全国大会への切符は、春の全国出場よりも何故か嬉しさでいっぱいでした。3年生たちにとって最後のチャンスであり、各チームとも意気込みたるや凄まじいものを感じたからだろう。全国大会では、支部の代表として恥ずかしいことはできない。小山ボーイズらしい思い切ったプレーで、栃木県のレベルの高さを示したいと思っています。春の大会で勝利と惜敗を経験しているが、春夏連続出場の自信を胸に秘めて、豊富な練習量が必ず味方になると信じて、「今に見ていろ!」の決意です。
Dsc_0048_2  6月に入り、3年生にとっては最大のヤマ場を迎えていた。梅雨の時期は、晴れる日は暑く、雨の日は肌寒いことから、体調管理には余程気を使わないといけない。体調の維持に万全を期すことが、家庭におけるチームプレーであると、父兄の絶対なる協力を取り込んでチーム一丸を目指した。当支部では、全国予選は一日一試合となっているため、大会期間が長くなり、コンディションの維持が難しい。早く決めたい早く試合をしたいという、ハヤル気持ちを押さえるのに苦労した。
 俺たちは「全国でも、やれるんだ!」という過信が、逆に空回りして、力みと緊張から歯がゆいゲームの連続となった。「練習の力が出ない。練習の疲れがでているのか。」と新島監督は頭を抱える。「お前ら、この大会が最後だと思え!」尻を叩けど動きは鈍い。試合前の声に一体感がない。盛り上がりがない。
 野球選手は、食事とエネルギーの蓄えに気を使わなければと、かじった知識は全部父兄に提供する。今食い込んでおくことが本番で花開くと信じて。
野菜多目の食事、ご飯は1日5杯、食事回数も4~5回・・・とにかく食べなさい。                                          
ブドウ糖が即効性のエネルギー源で摂取後約1時間でエネルギー効果を発揮する。また、脂肪は遅効性のエネルギー源として働き、摂取後約3時間でエネルギー効果を発揮する。
糖分(ブドウ糖)を含む食品を羅列する。
  1、御飯:御粥や雑炊にすると吸収率のスピードが高くなる
  2、うどん 3、トースト 4、御餅 5、カステラ 6、まんじゅう 7、ケーキ
 運動する1時間位前に、餅、バナナ、トースト、カステラなどを少量食べると効果的。ですから、試合開始2時間前からアップして、1時間動いて軽く食べるようなリズムが最高と考えている。さらに目覚めてから、試合開始まで最低でも3時間は必要である。あっという間にゲームセットでは、よい結果はでない。
一回戦は順調に勝ったものの、二回戦の栃木ボーイズ戦では結果的に五点差完封だったが、終始走者をおいた厳しい内容、守備力で凌いだ重苦しい試合となった。この試合、一死走者一・二塁の場面で六番柏倉がカウント2ボールで「待て」のサインを強打、内野フライとなった。次の鹿沼ボーイズ戦は、二回表0-1で降雨サスペンデッドゲームとなり、一点ビハインドのまま一週間を待つことに。降雨の試合、一回裏無死一・三塁という絶好機を逃した。三塁走者源田が一塁走者相原の盗塁に乗じ、本塁突入の構え、そこで足を滑らせ無念の憤死。雨とは言え、リードオフマンのミスは大きい。再開した試合も走塁ミスで得点が遠のく、やっと延長8回裏サヨナラの苦しい勝利。決勝の那須野が原戦では、那須の誇る二人の本格派に沈黙のなか、相手エラーによる勝ち越しで逃げ切った試合だった。
今年の栃木県支部には、好投手が揃っている。宇都宮スターボーイズの中山投手、長身から繰り出す投球は魅力。那須野ケ原の佐々木投手と原投手、二人とも切れのある速球と変化球は驚異だ。小山の黒須・吉田・柏倉・若狭も引けを取らない事を付け加える。
今大会は重苦しい試合ばかりだった。楽な試合がナイスゲームとは言わない。チーム間に実力差が無い状態だからこそ、リズムのよい試合をしたいだけだ。
7月8日保土ケ谷球場で行われた全日本中学野球選手権大会予選(Gカップ)でも、守備・走塁ミスから、ワンチャンスをものにされ敗戦。屈辱はつづく。走塁ミスは1死1・2塁で二度おきている。捕手ミスの隙をついての走塁は何度も練習しているもので、積極的に行け、相手のミスをつけと言われている。この日も、ミスに乗じた走塁を試みたが、二度とも粉砕された。
「積極的に行け」ということ。積極果敢という表現は成功したときの形容であり、失敗となれば無鉄砲・無意味・無策・考えられない走塁・挙句の果ては「小山ボーイズはこういう野球を教えているのでしょうか」ということになる。ここまで言われたら腹が立つ。実戦における積極的とは、成功という大前提の上で決断するプレーであるということ。捕手のミス・ボールのころがり・捕手の肩・自分の走力をとっさに判断して実行し成功することが、積極果敢なプレーである。選手は思い切り行って失敗した。安全策で動けない・動かない選手よりも価値がある。こいつらが強気になってきた証拠だと思っている。もっと強くなれる、ミスをいっぱい経験して、怖がらずまた走ってやろうじゃないか。
栃木県支部代表として、万全の調整をして大阪に入りたい。この予選では、接戦を喘ぎながらでも負けないという粘りを出してくれた。厳しい練習の賜物だと思う。3年間育て上げた新島監督の熱意が伝わっている。中学3年生最後の夏、大いに盛り上がって、野球を満喫して欲しい。俺にまかせろ、俺の出番だ。しっかりと、努力しつづけた者が最後のヒーローになって欲しい。しかも予測できない場面で、出番の少ない選手に女神が微笑むことを期待している。
勝負の世界で、勝ち抜いての全国大会への出場は素晴らしいことだと思っている。しかし、理性を押さえきれずに、お祭騒ぎなどするつもりはない。はっきり言えば、選手にも父兄にも必ず温度差はある。質素な形での大会出場が望ましい。原点は高校野球への掛け橋に過ぎないからだ。全員がそれ相応のプレーヤーに育ち、野球を楽しいものと感じているか。その確認・育成を常に頭におかなければいけない。質素にそして強気な野球で、今度こそ目指せ全国制覇だ!!

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2007年5月25日 (金)

快挙まで、もう一歩!!関東ボーイズリーグ大会で惜しくも準優勝

P1top  輝いていた20人。大会を通じて、選手たちは6試合を戦い抜き、チームワークという最高の力を掴んだようだ。少々浮ついた全国大会の反省を自らの手で実行し、チーム一丸という結束力を身につけた。何より大きな財産を得た喜びは、準優勝という結果より大きいもので、今後の活躍が楽しみでならない。
 昨年から、関東各県の強豪との練習試合で、野球そのものの技術力はあるものと思っていたが、大会となると、チームの結束力がないと勝ち抜けない。
 3年生18人を含むベンチ入り20人は、自分のやるべきことをしっかりとやっていた。しかも、試合に出ていない選手たちの声が、あたかも自分がプレイしているかのごとく、プレーヤーへの励ましとなっていたこと。どんなファインプレーを見るより、大きな感動でした。そして時折、代打や守備で出るベンチの選手たちの顔、その緊張と輝きがたまらない。そんな素晴らしい大会だった。次は絶対に勝ちます。

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2007年4月11日 (水)

価値ある一勝!!そして感謝の交流

  遠征初日は雨。宿舎に荷物を置いて、早々に試合会場の下見に出た。十三駅から乗り継ぐこと1時間余り、雨上がりの南港中央公園は人影もなし。管理人の計らいで球場内の見学が出来たことはラッキーだった。両翼98m・中堅122mの広さ、柔らかい人工芝、各ポジションからの景、ブルペンなど、実際に見て確認することに意義がある。試合への不安は一掃された。夜は大阪名物お好み焼き、小麦粉は腹持ちがいいらしい。
 二日目も雨。午前中で上がる予定だが、昨日からの雨でグランドも厳しい。それより、無理すれば選手の体調が心配。バスで1時間、河内長野市にある名門・堺ビッグボーイズのグランドに着く。午後になればと瀬野代表と話をするが状況悪く、ゲームを断念。
 雨天練習場で汗を流す、相手を意識してかいつもより声が大きかったように思える。迷惑を顧みず午前中独占、しかも豚汁までも、「ありがとう」を超えた嬉しさでした。堺ビッグボーイズの練習を見て、またまた感動。「中学生を育てる」という意識を強く感じる練習は、若輩小山ボーイズには勉強になりました。
 大会初日は晴天。開会式会場の舞洲球場は黒土の重厚なグランドだ。堂々の入場行進はどのチームにも引けを取らなかった。きりりと引き締まった普段は見られない顔で歩っているではありませんか。結構やるなこいつら!開会式会場に一番乗り、試合会場にも第二試合にも関らず一番乗りした。雰囲気に慣れる、汗をかく、準備を万全にする。その徹底のためだ。
 いよいよ奈良県代表の五條ドラゴンズとの一回戦、要注意はエースの谷投手、強豪揃いの奈良県予選で全試合完封の好投手である。そのこともあり、スタンドには多くの関係者が来ていたようだ。うちの主戦は黒須、やっと本来の調子を取り戻したばかり、接戦は予想していた。黒須・先崎のバッテリーは再三のピンチを切り抜けた。2回には大木が渋いレフト前へのタイムリー。3回は源田の三塁打を足がかりに、重盗と相原のスクイズで逆転し、接戦を制した。
 全国大会に際して、城南ドリームボーイズの大枝監督に、お世話になったことを付け加える。言葉に表せない感謝の気持ちで一杯です。
 今回の一勝は、単に小山ボーイズに相当な力があったとしても、それを自分の力とすべきでなく。多くの方々のご協力をいただいて、多くの人たちの力の結集が、小山ボーイズを押し上げてくれたものと考えるべきである。
 今、夏に向け再出発したばかりだが、ご協力をいただいた多くの皆様に対する感謝の気持ちをいつまでも持ちつづけることの大切さを忘れることはできません。
 価値ある一勝、そして価値ある大きな交流の輪を、掴んだことになる。

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2007年2月26日 (月)

がんばれ小山ボーイズ!!

P2_3ground  全国大会出場にむけて、選手はハードなトレーニングと過酷なレギュラー争いの渦中にいる。2チームに分かれての試合は、酷にも一軍二軍と銘打たれ、その行き来も活発だ。自分に負けないことが、チームの勝ちに通ずる。へこたれず自分を見失わずに頑張って欲しい。地方の14歳の中学生たちが、全国の舞台でチーム一丸となれるのか、今が最大の勝負の時である。最後に勝つのは精神力だ。何が何でも勝つんだという気持ちが芽生えることを期待して止まない。チーム内での戦いは、いよいよ終盤を迎える。今日のライバル達は、最高の仲間だぞ。
 いっしょに、「うまいタコ焼き食べようじゃないか」いや「少し心配だが、焼肉でもいいぞ!」。がんばれ小山ボーイズ! この努力を必ずモノにするために!!

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2007年1月12日 (金)

年のはじめに

1月6日午前8時30分、須賀神社に集合。あいにくの雨でグランドまでのランニングは中止となる。神前で必勝・安全を祈願、皆いい顔をしていた。県南体育館でミーティング後、スタミナ太郎で食事。しかし、食事という品はない。1時間30分食べっぱなし、ケーキをケースごと抱える子もいるし、肉も山のようだし、来年も予約できるか心配だ。
 雨は降り止まず、仕方なく家に入り、金杯を観戦する。久々に新聞をにらみ続けた甲斐あって、ナイスな年頭であった。
 今年も引き続き、挑戦また挑戦の日々が続く。大会では一戦一勝を、練習試合では勝利よりも野球選手としてすべきことの習得を目標とし、日頃の練習では自分に勝つことを目標とする。さらに年頭に誓うことは、万事の対する姿勢を確認すること。一つが「あいさつの徹底」であります。
 球団運営に際し、いろいろな面で、物足りなさや不徹底の部分が多々あろうかとは思いますが、大目に見ていただければ幸いです。ただ、子供たちとのスキンシップをチームの伝統とすべく、精一杯頑張りますので、お付き合いの程よろしくお願いいたします。

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2006年12月19日 (火)

夢中で走った一年

 年賀状に「飛躍」を誓い、夢中で走り続けた1年でした。初年度公式戦3勝7敗の結果を持って、チーム一丸となった結果は見事でありました。
 弱小小山ボーイズは、練習試合をやってもらえるならと多くの先輩チームにチャレンジしていきました。少々大胆な行動かもしれませんが、今後もこのスタンスは変えられません。屈辱的な負けを味わい・自信となる接戦を味わいながら、毎日を走り続けた感じです。2期生の初優勝・関東大会出場を含めた12勝は自信になりました。チームとして、こうすればいいんだ。という一つの答えを出したような気分です。立派でした。
 3期生は、その勢いのまま走っています。磐石の体制で応援しやろうと思っています。来年がどんな年になるか楽しみでなりません。
ご父兄の方々、忙しくなるとは思いますが、選手ともども我慢と笑顔の日々を送りましょう。
注意することがあります。ケガの多い年でもありました。染宮君の落下事故・本人の不注意ですが、双方に痛かったケガです。大橋君の鎖骨骨折・荻島君の脚骨折(治療中)は練習中の接触事故。さらに練習中・試合中と救急車に何回かお世話になりましたが大事に至らなかったことが救いです。真剣にやっての事故ですから、早くよくなって元気にプレイして欲しいといつも思います。
ただ、声を出す・仲間への指示・コンビネーションなど徹底する気持ちを選手たちに、もう一度指導しなければいけません。
さらに、監督が年に2度も「めまい」を起こしています。血圧が高いので注意が必要です。血圧の低い大きな人もお大事に。これから寒いですが、皆さんも体には気をつけないといけません。
大阪に行くには、お金がかかりそうです。どうせ行くなら、行けるようになったのなら、最終日まで残る意気込みで、新年をスタートしたいと思います。
2007年度は「挑戦」を誓います。一年中「挑戦」です。みなさん、よろしく!

 

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