祝、第一回八王子市長旗争奪大会優勝
素晴らしいスタートを切った新チーム。鮮烈なデビューというか。不思議な感じがしますね。まだ、これといって目立ったところがないチームでしたから、そこそこ戦えるかなと思いながらの試合だった。2年生7人ですから心配でした。
少し違うと感じたことは、投手川島の体の動きが違う。以前から比べたら、スムーズなフォームで投げているではないか。と感じる程度ですから、こういうことになるとは思いませんでした。
そんな印象で始まった一回戦、相手は町田ボーイズ 。投手は2ストライクをとると、いつでもカーブを投げてくる。三振するようなボールは来ないが手こずる選手たち。重苦しい雰囲気を飛ばしたのは、セーフティバントの連続攻撃。この大会は、新チームの面倒を見てきた小林コーチが指揮をとっている。生真面目な監督は、いたるところに気が回る几帳面さも持ち合わせて、選手からの信頼も熱い。
その小林がチマチマと相手の嫌がるバントで攻めつけた。結果、コールド勝ち。わざわざ八王子まで出かけて、1時間の省エネゲーム。相手の守備力を見る・バントの方向などの細かいベンチからの指示を選手たちは的確にこなしての見事な初戦突破だった。
中央道・首都高ともガラガラの帰り道、蓮田SAで豚まんを美味そうに食べている。なるほど、選手たちは慣れている。思えば、北は仙台から南は大阪まで、バスの旅を経験している。タフになる筈だ。
二回戦は運動会とかち合い、出身中学には迷惑をかけた。クラブチームの苦しいところだが、選手たちの意気込みは並々ならぬものがあった。ここも苦戦するだろうと思いきや、初回から圧倒し、打線強力な山梨上野原ボーイズ を4回で仕留めてしまった。つづく、葛飾スラッガーズ 戦は予想通りの打撃戦となるが、3投手をつぎ込んで要所を押さえ、8対5で逃げ切り。
決勝戦は、市川ウィナーズに序盤3点を取られ、エース川島降板も1年生齋藤の力投でその後を零封、打線も奮起して逆転さよならの勝利。一躍ヒーローのサヨナラ男の川島与輝も1年生と、チーム全体が盛り上がった勝利だった。
捕手で主将の松枝の強肩・強打は注目を浴びた。守備で活躍は遊撃手の横倉と巧みなバント攻撃のできる富田、打力の坂本・岡島、走力の松本、そして投手川島の2年生たちには、益々努力をして目立って欲しい。全員で先輩たちに負けないチームを作ろうじゃないか。
ご報告:本大会の決勝戦の内容をスポーツ報知新聞が伝えています。⇒【 スポーツ報知(2007.9.17)掲載記事はこちら】
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