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2007年7月17日 (火)

最大のヤマ場・勝負の時

苦しんで獲得した全国大会への切符は、春の全国出場よりも何故か嬉しさでいっぱいでした。3年生たちにとって最後のチャンスであり、各チームとも意気込みたるや凄まじいものを感じたからだろう。全国大会では、支部の代表として恥ずかしいことはできない。小山ボーイズらしい思い切ったプレーで、栃木県のレベルの高さを示したいと思っています。春の大会で勝利と惜敗を経験しているが、春夏連続出場の自信を胸に秘めて、豊富な練習量が必ず味方になると信じて、「今に見ていろ!」の決意です。
Dsc_0048_2  6月に入り、3年生にとっては最大のヤマ場を迎えていた。梅雨の時期は、晴れる日は暑く、雨の日は肌寒いことから、体調管理には余程気を使わないといけない。体調の維持に万全を期すことが、家庭におけるチームプレーであると、父兄の絶対なる協力を取り込んでチーム一丸を目指した。当支部では、全国予選は一日一試合となっているため、大会期間が長くなり、コンディションの維持が難しい。早く決めたい早く試合をしたいという、ハヤル気持ちを押さえるのに苦労した。
 俺たちは「全国でも、やれるんだ!」という過信が、逆に空回りして、力みと緊張から歯がゆいゲームの連続となった。「練習の力が出ない。練習の疲れがでているのか。」と新島監督は頭を抱える。「お前ら、この大会が最後だと思え!」尻を叩けど動きは鈍い。試合前の声に一体感がない。盛り上がりがない。
 野球選手は、食事とエネルギーの蓄えに気を使わなければと、かじった知識は全部父兄に提供する。今食い込んでおくことが本番で花開くと信じて。
野菜多目の食事、ご飯は1日5杯、食事回数も4~5回・・・とにかく食べなさい。                                          
ブドウ糖が即効性のエネルギー源で摂取後約1時間でエネルギー効果を発揮する。また、脂肪は遅効性のエネルギー源として働き、摂取後約3時間でエネルギー効果を発揮する。
糖分(ブドウ糖)を含む食品を羅列する。
  1、御飯:御粥や雑炊にすると吸収率のスピードが高くなる
  2、うどん 3、トースト 4、御餅 5、カステラ 6、まんじゅう 7、ケーキ
 運動する1時間位前に、餅、バナナ、トースト、カステラなどを少量食べると効果的。ですから、試合開始2時間前からアップして、1時間動いて軽く食べるようなリズムが最高と考えている。さらに目覚めてから、試合開始まで最低でも3時間は必要である。あっという間にゲームセットでは、よい結果はでない。
一回戦は順調に勝ったものの、二回戦の栃木ボーイズ戦では結果的に五点差完封だったが、終始走者をおいた厳しい内容、守備力で凌いだ重苦しい試合となった。この試合、一死走者一・二塁の場面で六番柏倉がカウント2ボールで「待て」のサインを強打、内野フライとなった。次の鹿沼ボーイズ戦は、二回表0-1で降雨サスペンデッドゲームとなり、一点ビハインドのまま一週間を待つことに。降雨の試合、一回裏無死一・三塁という絶好機を逃した。三塁走者源田が一塁走者相原の盗塁に乗じ、本塁突入の構え、そこで足を滑らせ無念の憤死。雨とは言え、リードオフマンのミスは大きい。再開した試合も走塁ミスで得点が遠のく、やっと延長8回裏サヨナラの苦しい勝利。決勝の那須野が原戦では、那須の誇る二人の本格派に沈黙のなか、相手エラーによる勝ち越しで逃げ切った試合だった。
今年の栃木県支部には、好投手が揃っている。宇都宮スターボーイズの中山投手、長身から繰り出す投球は魅力。那須野ケ原の佐々木投手と原投手、二人とも切れのある速球と変化球は驚異だ。小山の黒須・吉田・柏倉・若狭も引けを取らない事を付け加える。
今大会は重苦しい試合ばかりだった。楽な試合がナイスゲームとは言わない。チーム間に実力差が無い状態だからこそ、リズムのよい試合をしたいだけだ。
7月8日保土ケ谷球場で行われた全日本中学野球選手権大会予選(Gカップ)でも、守備・走塁ミスから、ワンチャンスをものにされ敗戦。屈辱はつづく。走塁ミスは1死1・2塁で二度おきている。捕手ミスの隙をついての走塁は何度も練習しているもので、積極的に行け、相手のミスをつけと言われている。この日も、ミスに乗じた走塁を試みたが、二度とも粉砕された。
「積極的に行け」ということ。積極果敢という表現は成功したときの形容であり、失敗となれば無鉄砲・無意味・無策・考えられない走塁・挙句の果ては「小山ボーイズはこういう野球を教えているのでしょうか」ということになる。ここまで言われたら腹が立つ。実戦における積極的とは、成功という大前提の上で決断するプレーであるということ。捕手のミス・ボールのころがり・捕手の肩・自分の走力をとっさに判断して実行し成功することが、積極果敢なプレーである。選手は思い切り行って失敗した。安全策で動けない・動かない選手よりも価値がある。こいつらが強気になってきた証拠だと思っている。もっと強くなれる、ミスをいっぱい経験して、怖がらずまた走ってやろうじゃないか。
栃木県支部代表として、万全の調整をして大阪に入りたい。この予選では、接戦を喘ぎながらでも負けないという粘りを出してくれた。厳しい練習の賜物だと思う。3年間育て上げた新島監督の熱意が伝わっている。中学3年生最後の夏、大いに盛り上がって、野球を満喫して欲しい。俺にまかせろ、俺の出番だ。しっかりと、努力しつづけた者が最後のヒーローになって欲しい。しかも予測できない場面で、出番の少ない選手に女神が微笑むことを期待している。
勝負の世界で、勝ち抜いての全国大会への出場は素晴らしいことだと思っている。しかし、理性を押さえきれずに、お祭騒ぎなどするつもりはない。はっきり言えば、選手にも父兄にも必ず温度差はある。質素な形での大会出場が望ましい。原点は高校野球への掛け橋に過ぎないからだ。全員がそれ相応のプレーヤーに育ち、野球を楽しいものと感じているか。その確認・育成を常に頭におかなければいけない。質素にそして強気な野球で、今度こそ目指せ全国制覇だ!!

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